5月5日の記事でやりたい事が見つかったと書きましたが、
それを本業とすることに決めました。
私が深く感銘を受けた本で、MBさんという男性向けにファッションアドバイスをされている方が書いたビジネス書があるのですが、
この本には「どうやったら稼げるか」ではなく「どうやったら多くの人にメリットが与えられるか」「どうやったら多くの人に良い感情を与えられるか」を考える方法が書かれてありまして、ビジネスは幸せを作るためのツールでしかないと教えてくださってるんです。
あとね、あとがきが私には号泣ものでした。
動画もあります。
この本に書かれている事を自分の職場に応用したら、週休4日なのに役職と時給が上がりまして、扶養範囲内で働くには勤務日数減らさなきゃなあなんて贅沢な悩みを抱えてしまうほど効果がありました。
ただ、コロナの影響で職場は休業となってしまいました。
連休が明けても、再開予定の目処が一向に立たなかったり、
お休みの間の休業補償ができないと通達されたり、
補償はないのに再開まで待機をさせられてると言う状況が出てきてしまいました。
「予定より稼ぎすぎて困っちゃう説」はもう幻だし（笑）、非正規雇用の現実を突きつけられてしまいました。
さて、
私は目の前で起きていることは、自分の中のもう不要になった感情や思い込みを手放すために私自身が創造したモノだと考えるようにしています。
起きたことを闇雲に受け入れると言うわけではなく、当然の権利は主張するし、ダメなものにはダメとも言います。今回も社員さんに補償の要求をきちんと出しました。お仕事に関する共有事項というのは休業前と同様、普通に送られてきてましたし、再開したらこういう風に働いてねと要求して待機させてるのに、給与は発生しないなんて乱暴ではないかと主張もしました。国の制度を使ってアルバイトも守れるはずなのに本当におかしな話です。残念ながらその要求は受け入れられませんでしたがやるべきことはやったのでモヤモヤはなく、要求が通らなかったおかげで「補償がなければ自分で稼げば良い」という考え方にシフトしていきました。
人のせいや環境のせいにはせずに、自分の内側を見ていき、感情や思い込みを手放すと、心に平穏が戻る時間が早くなるので、「よし終わった。次！」と動けるので本当に楽です。
で、今回起きた事なのですが、
実はこの会社の対応は、これまでの待遇などを考えたらすごく不自然なのですよ。アルバイトを貴重な戦力として扱ってくださるありがたい会社だから、緊急事態とは言え何で？って感じなのです。だから、何かを気づかせるために起きているとしか言いようがないと思い、自分の中を注意深く観察してみる事にしました。
すると…
誰かに雇われるのではなく、自分でビジネスを創造したいなという気持ちがまず出てきました。
そこから以前やっていたお仕事を再開したい思い、たくさんの人の役に立つために、ある講習を近いうちに必ず借金してでも受けたいと強く願っている自分を芋づる式に発見していきました。
これまで通りバイトで働いてたら、疲れやすくて稼働日を3日と決めている私では到底学べませんし、早く学びたいのに我慢している時間ももったいないです。
だから、休業補償しないと言われているこの流れは、お仕事やめて次に進んで良いよ〜と言うサインだと気づいた時、
「なんと私はコロナを使ってなんと辞めやすい環境を創ってしまったのか！」と爆笑してしまいました。
やっぱり会社や環境のせいではなく、自分のためだったのです。
私のために会社が悪役を買って出てくれたのですね。
思い立ったが吉日で、早速、バイト先には辞意を伝えまして、あと一月ほどで楽しかった職場とお別れすることとなりました。
冒頭のMBさんの本の話に戻りますが、
この本は学歴や職歴などの華麗な経歴を持っていない人に向けて書かれたものです。
私のように10年近くうつで引きこもっていた人間には語るほどの経歴はもちろんなく、「持たざる者」に分類されます。経歴を作るために学校に行ったりもしましたが、自分の気質を知らないまま無理してしまい、「ステイ布団」に逆戻りなんてこともたくさんやらかしてきました。
でもこんな私でもいくらでもビジネスは創造できると自信をもらえました。ただ自分の好きな事や自分が経験したことで人を喜ばせる方法を考えさえすれば良いのですから。
『諦めなければ「失敗」は「成功へのフロー」となる』という言葉や『人は自分が救われたことでしか他人を救えない。ネガティブこそが最大の武器となる。』という言葉にも励まされました。トライアンドエラーを繰り返しながら、経歴ではなく自分が癒された経験を活かして実績を積み、自分ビジネスを確立していけば良い。
さて、これから以前やっていた仕事を再開するのですが、一旦全てを手放したのでまた一から作り直しております。続けておけば良かったとも思いましたが（笑）、この2年間での経験が必ず活きてくるという確信しか今はなく、「バージョンアップした私」として再構築する作業も楽しいものです。
やる事ややりたい事がいっぱいで、バイトも並行しており疲れますが、すごく楽しいです。
目的がはっきりしたのと、もしかしたら稼働日3日という枠をぶち壊して元気良く働ける未来もあるかもしれないので、このブログはやめて、そちらに全力投球しようと思います。
これまで読んでくださった皆様、本当にありがとうございました。
saku
